私はありとあらゆるアプリでナンパしてきました。いろんな土地に旅行に行った際には必ずナンパしてきたようにソーシャル機能が付いているアプリなら出会い系はもちろんゲームやSNSでも積極的にコミュニケーションをとりナンパしていました。
今では出会い系サイトを使いこなし、うまくやれれば路上でナンパするよりもスムーズに出会えるようになりましたが、ネトナン初心者の頃、調子に乗ってtwitterでエッチな裏アカとオフパコしようとして痛い目に合いそうになったことがあります。
この経験からtwitterなどのネットでナンパするときに気をつけたほうがいいことがわかりました。それはよくよく考えてみたら簡単にわかることだったのです。
twitterは出会える!
そんな噂話を耳にしたは社会人になりたての頃で、当時同期で入ったN山という遊び人からでした。
社会人になりたての頃はお金もなかったのでよくN山と昼休みにコンビニ弁当を食べていたのですが、いつも彼は弁当をつつきならがスマホをいじっていました。
最初はゲームでもしているのだろうと思っていたのですが、何やら誰かとLINE的なものをやりとりしている様子で、時に顔はニヤニヤしたりとこちら的にもかなり気になりました。
私は抑えきれない好奇心から(昼休みは暇ということもありますが,,,)、とうとう聞いてしまいました。
私:「N山、いつも昼休みスマホで何してるの?」
N山:「(画面を見ながら)Twitterでナンパ!」
私:「は?!コンビニ弁当食いながら?!」
N山は迷うことなくそう答えました。私はTwitterでナンパ?とよくわかっていませんでしたが、何か出会い系アプリでもやっているのかと理解してその場は適当に流しました。
その日は月末ということもあり、色々と仕事が溜まっていて我々新人グループも例外なく月末特有の忙しさに追われていました。
うちの会社では社員グループで仕事をこなしているためグループの進捗状況で残業をするか、しないかを決めるのですが、その日に限ってN山は帰ろうと言ってきました。仕事はたんまり残っています。
一度休憩を挟んでもう一度話し合いで決めようということになりトイレ休憩と残業するときのための夜食を買いに行こうとするとN山が近くに寄ってきてこう言いました。
N山:「頼む!今日は帰らせてくれ!」
私:「何かあるのか?月末で仕事も残ってるし厳しくないか」
N山:「今日デートの約束入ったんだよ!お昼ナンパしてただろ?」
最初はお昼のナンパ??と意味不明な言い訳を使って早く帰りたいだけだろ!と思っていしまいましたが、よくよく考えると、そういえばTwitterでナンパしてるって言ってたことを思い出しました。
でも、あんなお昼休みにぽちぽちやるだけでデートの約束?にわかに信じがたい話でしたが、もし今日の残業がなくなるようにグループ会議で動いてくれたらTwitterナンパの極意を教えてくれるというので、明日頑張れば良いか、と急遽考えを変えN山の味方をしました。
もちろんこの日は残業せずに解散となりました。
翌日の昼休み、眠たそうなN山に昨日のことを詳しく聞きました。
何やらTwitterでナンパしたのは都内に住むJDとのこと。共通の趣味(N山は軽めのアニオタ)で仲良くなり昨日は初顔合わせ。そのまま流れで家に連れ込み朝まで盛り上がったそうだ!
N山のくせにムカつくが、その気持ちは隠しながら昨日の約束通り、Twitterナンパの極意を教えてもらった。
極意その1:いきなりナンパしない
出会い系アプリとは違いTwitterなどのSNSではいきなりナンパしてはいけない!もともと向こうは出会うつもりがないところにゆっくりと少しずつ時間をかけてナンパするべし!
極意その2:無理やりナンパしない
空気を読めずにナンパしたり、住む世界が全く違う人にナンパしてはいけない!ターゲットはリアル世界でも無理のない相手にすべし!
極意その3:裏アカをナンパしろ
リアルな友人や家族などとは交流していない、いわゆる裏アカをナンパするべし!
このポイントを押さえていれば誰でも出会えるというのだ。ほんとなのかよくわからないがN山に完全に影響された私はその日以降昼休みはTwitterナンパに勤しむことになりました…。
最後にN山は私に一つだけ忠告していきました。
N山:「ネットでナンパするときは相手をしっかり見ろ!」
昨日の相手も実は仲良くなれそうな裏アカ、趣味アカを探して一週間ほど温めてきていたんだそうです。
私は、ネトナンなんだからこちらにも十分時間があるので相手くらいしっかり見定めるよ!と内心思いながら、笑顔でN山と握手しました。
早速次の週末はtwitterナンパに挑戦してみました。N山から教えてもらった極意を思い出しながら相手を物色しようとしましたが、どうやって相手を探せば良いのか戸惑いました。
N山にはアニメという趣味があり簡単に仲間を見つけることができたのでしょうが、私には何があるのかと考えました。その頃の私の趣味といえば、スロットとナンパくらいでした。今は旅行(出張)、ナンパ、風俗ですが…。
スロットもナンパも女性で趣味の人はなかなかいないと思ったので、どうしようと一瞬悩みましたが、そもそも出会いたいんだから出会いたい人を探せば良い!とごくごく単純なことに気がつきました!
とりあえず#出会い希望みたいな感じで検索しまくりました。するとかなりの数の出会い希望者オフパコ希望者がいることがわかりました。
私はこの中からチェックしていき自分の好みで地域が近い相手を探していきます。何人かいい感じで近くに住んでいるアカウントを見つけてまずはフォローします。N山の言う通りいきなりナンパはしません!この日はとりあえずターゲットを絞ってフォローしまくりました。
後日、昼休みにN山に状況報告を兼ねてターゲットを確認してもらうことになりました。私の選んだターゲットはもともと出会い希望者たちなのでN山のアドバイスがあれば今日そのままデートなんてこともあるかもと期待に胸膨らませていましたが、それはとんだ勘違いでした。
N山:「お前の相手、全員業者!」
N山は私のフォローしたターゲットを見るなりそう言いました。オフパコ目前の私に対する嫉妬から冗談を言っているのかと思っていましたが、N山はもう一度こう言いました。
N山:「相手をしっかり見ろ!」
しっかりみた結果出会いたいと言っている彼女たちをターゲットにしたのになぜ?私はよくわかっていませんでした。
N山は冷静にTwitterに投稿されていたLINEアカウントにメッセージを送ってみました。するとすぐに返事がありました。
ナンパした相手A:「今日会える?」
ナンパした相手B:「ホ別15で」
ナンパした相手C:「このアプリインストールして!」
全部ボットが自動で返信しているかのようなメールでした。その瞬間私のターゲットは全て業者ということがわかりました。
N山の話ではこのような業者とやりとりをし続けると美人局にあったり、怖い人が出てきたり、詐欺にあったりとどうなるかわからないとのことでした。だからあれだけ相手を見ろと忠告してきたのです。
ネトナンはいつでもどこでも自由に出会える分、悪いことをしようとしている奴らもいます。私もネトナン初心者の頃はこのような失敗をいくつもしてきましたが、今では安心してネットで出会うことができています。今思えばN山のような仲間に色々教えられてきていたんですね。
この事件?をきっかけにネトナンもリアルナンパも要はターゲット選びと場所選びが大切なんだと知りました。
またその場所にあった攻め方があることもわかりました!この辺の話はまたいつかしますね。
TwitterではN山の極意に合わせて「オフパコを狙うならtwitterはやめておけ」ということもわかりました。
この後もTwitterでナンパを頑張ってみましが、何人かは出会えましたが出会い目的で使うにはあまり向いていないということがわかりました。やっぱりTwitterは出会い系ではないですw。
ネトナンもナンパする場所、この場合はナンパするアプリが重要です。こんないのことを踏まえていうと、ナンパするならやっぱり出会い系アプリの方がおすすめですね。